歴史と先人の思いを知る【第29回中同協役員研修会】

 中同協は、第29回役員研修会と第11回九州・沖縄ブロック支部長・支部役員研修交流会を兼ねて、5月25~26日に長崎県大村市で開催し、14同友会と中同協から150名が参加しました。

 冒頭のあいさつに立った中村高明・中同協副会長は、自らの30年にわたる同友会暦を振り返りつつ「志を実現すべく実践を重ねて企業を活性化し、人生を充実・成功させよう」と呼びかけました。

 講義は、同友会と企業での実践経験を背景に、第1講「同友会運動の歴史から何を学び、継承発展させるのか」を国吉昌晴・中同協顧問が、第2講「同友会運動の発展のために~同友会理念に基づく企業づくり」を広浜泰久・中同協幹事長が、第3講「地区・支部役員の役割は何か―同友会で何を学び、どう実践するのか」を鋤柄修・中同協会長が、それぞれ担当しました。

 参加者のレポートには、「同友会の歴史や先人の思いを深く知ることができました。われわれはその整った環境の中で企業経営をすることができることを本当に幸せだと思います」「自身が率先して全国に出て視野を広げ、素直に学び、勇気と情熱を持って実践する。支部幹事のみんなに全国行事の参加を勧めます」など、具体的行動計画と決意が多数記されています。

「中小企業家しんぶん」 2017年 6月 25日号より