【新支部の誕生】たま田園支部(神奈川)

地域性を生かした仲間づくりを

 5月22日に川崎市の北部地域(中原区、高津区、宮前区、多摩区、麻生区)に神奈川同友会8番目の支部として「たま田園支部」が93名の会員で誕生しました。

 2006年から神奈川同友会川崎支部では会員数が200名近くいることから「顔の見える会活動」をめざし支部分割の議論がされていました。今回、川崎支部としては34年の歴史があることを踏まえ川崎区、幸区は以前からある川崎支部の名前を踏襲し、北部地域で新たな支部を設立することになりました。この「たま田園支部」の名称は会員から募集、その後投票にて決定しました。由来としては「多摩川流域から多摩丘陵へ広がる田園都市」という地域の特徴を表しています。

 設立総会では初代支部長に選任された阿萬太氏((株)東洋社代表取締役)から「新支部で顔が見える仲間づくりを!」をスローガンとした方針が力強く提案されました。記念講演では、中同協会長の鋤柄修氏((株)エステム名誉会長)が「同友会運動と不離一体の経営を実践!」をテーマに報告し、懇親会では来賓として川崎市副市長伊藤弘氏より地域経済を担っている会員企業に対して期待を込めたあいさつがありました。

 新たなスタートを切った「たま田園支部」。地域性を生かした仲間づくりを進め、誰もが参加したくなる、魅力ある例会づくりで同友会運動をより一層広めていきます。

「中小企業家しんぶん」 2017年 6月 25日号より