中同協50周年5万名へ【中同協第49回総会】世界を見据え、地域に生きる

 7月6~7日、愛知で中同協第49回定時総会を開催され、47同友会・中同協と来賓を含む1618名が参加しました。

 今総会スローガン「世界を見据え、地域に生きる」のもと19分科会と全体会が行われました。1日目は、全体会から始まり、開催地を代表して加藤明彦・愛知同友会会長があいさつ、次に主催者を代表して鋤柄修・中同協会長があいさつしました。来賓として大村秀章・愛知県知事が県の中小企業振興基本条例での同友会の対応を評価するなどあいさつし、各団体からの祝電を紹介しました。

 その後、広浜泰久・中同協幹事長より総会議案の提案、各担当者より決算・予算案の報告、監査報告が行われました。また、役員選考委員会より新幹事の推薦が行われました。

 その後、19の分科会が開始され、議案を審議、方針の実践に向けた議論が行われました。

 懇親会では、青木義彦・実行委員長や来賓を代表して波多野淳彦・中部経済産業局長、森岡仙太・愛知県副知事があいさつし、田山謙堂・中同協顧問の乾杯の後、愛知の名物料理に舌鼓を打ち懇親を深めました。

新会長に広浜泰久氏を選任

 2日目は、来賓として河村たかし・名古屋市長、吾郷進平・中小企業庁事業環境部長があいさつ。広浜氏より議案の補足報告とまとめが行われ、中同協設立50周年(2019年)5万名へ向けたアピールを発表、議案を承認しました。

 今回の総会で会長を退任する鋤柄氏が「第一線は退いても、会員増強の応援にまわりたい」とあいさつ。新会長に広浜泰久氏、新幹事長に中山英敬氏が就任しました。広浜新会長から「歴史を刻んでいくのは私たち。学んだことを徹底的に実践し、どんなことも屈託なく取り組みましょう」と新役員を代表してあいさつがありました。

 その後、中山氏をコーディネーターに鋤柄氏と広浜氏による「時代認識と企業経営」をテーマとする対談が行われました。

 最後に次回開催地である宮城から鍋島孝敏・宮城同友会代表理事のあいさつがあり、閉会しました。

「中小企業家しんぶん」 2017年 7月 15日号より