学んだことは徹底的に実践する~新役員代表あいさつ 中同協会長 広浜泰久氏【中同協第49回定時総会】

 7月6~7日に愛知で中同協第49回定時総会が開催され、全国から1618名が参加しました。中同協会長に就任した広浜泰久氏((株)ヒロハマ代表取締役会長、千葉同友会会員)のあいさつおよび本総会の特集を掲載いたします。

どんなことがあっても屈託なく笑顔で

 このたび会長に就任する広浜です。皆さんとともに頑張っていきたいと思います。あいさつを3点にまとめてきました。

 まず1つ目は、鋤柄前会長に対する「感謝の思い」です。

 10年間会長・幹事長という形で過ごしてきました。鋤柄前会長はずっと組織を作っていく先頭に立ち、どういうことを考え、どこまで踏み込まなければいけないか、同時に最後の責任は自分が取るという思いと行動がとても明確でした。

 2つ目は、私たちがいかに恵まれているかということです。

 同友会の創立当時は「労使見解」もなく、経営指針がどういうものなのか勉強しながら企業づくりに取り組んできた、その1つひとつが積み重なって、現在の関係機関や団体、地域などから期待される同友会があります。

 3つ目は、立ち位置にふさわしい大きな使命をお互いに果たしていこうということです。

 同友会の先輩方が歴史を刻んできてくださって今があります。これからの未来の歴史を刻んでいくのは私たちです。課題はありますが、未来に向かっていきたいと思います。

 私は同友会運動でのモットーが2つあります。1つは、学んだことは徹底的に実践すること、もう1つは、どんなことがあっても屈託なく笑顔でいることです。

 皆さんと一緒にこれからも前に進んでいきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

「中小企業家しんぶん」 2017年 8月 5日号より