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地域連携で新たな活力を~中国・四国産業振興サミットin丸亀【香川】

丸亀市産業振興推進会議委員/香川同友会政策委員会副委員長 西川 平二

 丸亀市は7月28日「中国・四国産業振興サミット・丸亀」を開催しました。丸亀市は2011年4月に丸亀市産業振興条例を制定し同時に審議会(丸亀市産業振興推進会議、以下推進会議)を発足、翌2012年丸亀市産業振興計画(2013年度~2017年度)を策定しました。そして行政自ら2015年~今日まで650件以上の企業訪問をし、その結果を踏まえ、2018年度からの第2次計画を策定するために、市は計画の基本に地元企業の声を十分に反映するという方向で、2016年から推進会議の声も十分に聴きながら準備を始めました。

 1点は前回の企業アンケート(2013年実施)に替え京都大学大学院経済研究科岡田研究室による丸亀市産業計画策定基礎調査として市内企業を訪問し、振興計画が策定されてからの4年間の成果と課題を調査・検証しました。もう1点は推進会議で業種別分科会を設け、意見の十分な吸い上げを行いました。その中で、委員から「近隣の条例制定自治体の動きが学びたい」という意見が出され、むしろ情報交流(交換)として一堂に会してできないか、ということにまとまりました。その意見を丸亀市が取り入れ今回のサミット開催が実現しました。

 サミットは、四国をはじめ中国地方の自治体も併せ予想を大きく上回る150余名の参加がありました。サミットは1部・2部で構成され、推進会議委員が司会をし、1部では推進会議会長でもある岡田知弘・京都大学教授より産業振興全般と丸亀市の産業振興についての講演があり、小山大介・宮崎大学准教授に基礎調査の報告をして頂きました。また企業側からは、秋元和夫・帯広信用金庫常務執行役員に地域経済と金融機関とのかかわりを講演して頂きました。行政側として、山本一英・東温市産業創出課課長に講演して頂き、丸亀市の企業からは、丸亀色を出して地場産業のうちわ製造業について矢野俊郎・振興会議委員(香川同友会会員)の5名にそれぞれお願いしました。

 2部では情報交流するには同友会方式のグループ討論がよいということになり13のグループでそれぞれのグループ長には市の担当職員、審議会委員、同友会会員が手分けし、素晴らしい意義ある情報交換の場とすることができました。実際にわれわれ推進会議の意見を聞き、次期計画のためにと丸亀市がこのサミットの開催を決めて頂けたのは、委員として本当にありがたく、次期計画だけでなく市の産業振興に対しての大きな責任を再確認したものでもありました。

「中小企業家しんぶん」 2017年 9月 25日号より

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