【2019年5万名達成を】連載第9回~九州・沖縄はひとつ!連帯の力で組織強化を!!

 中同協では設立50周年となる2019年へ向けて全国会員数5万名達成を掲げています。今回は中村高明・中同協副会長(九州・沖縄ブロック担当/福岡同友会相談役理事)からのエールを紹介します。

 なぜ、会員増強しなければならないかは、中小企業家しんぶん2017年10月5日号にて、国吉中同協顧問が端的に表されています。

 「同友会は経営者がお互いの悩みや経営の体験を出し合いながら、仲間の失敗や成功の体験から知恵や教訓を共有しあう学び合う場なのです。会員は辞書の1頁(ページ)とも言われます。それは一人ひとりがその人だけのかけがえのない経営体験(人生体験でもあります)を持っており、その辞書の頁が厚いほど活用引用できる事例は豊富になります。ですから会員数は多ければ多いほど会の財産は豊かといえるのです」

 中同協九州・沖縄ブロックの会員数は昨年11月現在で6424名です。2019年には8000名を目標に掲げています。私自身が福岡同友会で初めて代表理事をした1997年から20年の会員数の推移を調べてみますと、別表に示していますように全体で925名増えていますが、福岡・佐賀・大分が会員を減らしています。自分自身の決意を新たにするとともに目標達成のためには福岡・佐賀・大分の奮起とともに他県のより一層の活動が期待されます。

 中同協九州・沖縄ブロックでは代表者会議で次のことを話し合っています。

 1、信用金庫との業務連携により懇談会などが行われ、関係が強化されているので、「同友会を知る会」などの参加企業を信用金庫など地域金融機関より推薦していただくよう働きかけよう。

 2、長崎同友会で作られたポスターを参考にして九州・沖縄ブロック共通のポスターを2018年早々に作成し信用金庫等地域金融機関に張っていただく活動を一斉にやろう。

 3、ブロック内の代表理事は全員「労使見解」に基づく不離一体シート(同友会運動と企業経営は不離一体)を作成しているので、それを役員に広め、よい会社、よい経営者づくりを徹底し、語り部を輩出するようにしよう。

 このような活動により、同友会運動に確信を持つ会員を増やし目標を必ず達成します。

中同協副会長(九州・沖縄ブロック担当)/福岡同友会相談役理事 (株)紀之国屋会長 中村 高明

「中小企業家しんぶん」 2018年 1月 15日号より