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中小企業経営者の自立(成長)が、地域の未来を切り拓く~宮崎同友会ビジョン発表

 宮崎同友会が冊子『宮崎同友会Vision30th 豊かな未来をひらく―中小企業は地域のインフラ』を作成し、ビジョンを発表しました。

「自社がどの段階にあるのか。どこをめざしているのかがわかった」、「中小企業が地域のインフラとなっていく指針として、繰り返し点検できる素晴らしい宝だ」

 4月25日、宮崎同友会の第27回定時総会は、「宮崎同友会Vision30th 豊かな未来をひらく―中小企業は地域のインフラ」の発表をうけて、感嘆と興奮の渦が沸き起こりました。

 3年前、第24回総会で、ビジョンづくりが活動の柱の1つとして決まりました。有志による懇談会がもたれ、その実現に向けて会員の自主的活動をつくっていくことなどが話しあわれ、次の5点を基本方針として具体的に動き出しました。

(1)自社・地域・同友会を三位一体で―同友会ビジョンを学べば、地域の将来がみえ、自社の方向がわかるというものにしていく。 (2)自社が、地域が、同友会が、それぞれに自らを鍛え直して自己変革していく視点をもりこむ。(3)会員の自主的活動が基盤となって、宮崎同友会の組織を連携させて活動を活性化し、拡充につなげていく。(4)会員との話しあいをはじめ、行政や他団体、地域リーダーなどとも幅広く交流して、中小企業家としての視点を深める。(5)ビジョンづくりの活動を一過性に終わらせない。発表後も、その実現に向けての検証や推進など、継続した活動につくりあげていく。

 学習を重ねるなかで出会ったのが《中小企業は地域のインフラ》との指摘です。「地域の課題を担う」という方向性を再確認するとともに、「地域のインフラ」としての自覚を高め実践する経営者像を具体化していきました。

 3年間、35回の委員会と17回余りの懇談会や学習会、23回の通信発行を経て完成した「宮崎同友会Vision30th」。それは《地域ビジョン》から《企業ビジョン》、そして《同友会ビジョン》へと展開しています。その軸となっているのは故赤石義博氏に学んだ《生きる・暮らしを守る・人間らしく生きる》の視点です。

 《こんな地域に》《そのためにこういう企業に》の思いに支えられての企業づくりは《人が育つ会社づくり=人間尊重経営》へと高めていく総合実践であること。その総合実践を展開し自立(成長)していく経営者像を《語り部》誕生の物語として、その道すじを支える同友会の活動とともに描いています。学びと実践の循環の構造です。一人ひとりの経営者のそれぞれの段階での自立(成長)が「よい会社づくり」につながること、それは地域を豊かにし、同友会を強く大きくすることにつながると謳っています。

 ビジョン発表から3カ月。支部や委員会活動に参加する会員の傍らには「Vision30th」があります。支部例会づくりでは「語り部の道」の段階に照らして報告の組み立てを話しあい、秋の経営フォーラムに向けては、人が育つ企業づくりへの課題として掲げた6つの領域で分科会づくりを行っています。また、経営指針、共育ち、共同求人の3委員会が連携しての「『人が育つ会社づくり』推進協議会」では、「語り部への道」の各ステージと「企業変革支援プログラム」をつなげた実践の枠組みづくりも提起されています。

「中小企業家しんぶん」 2018年 8月 5日号より

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