経営実践を通して“背中で語れる経営者”をめざそう【第1回中同協女性部連絡会】

 9月6~7日、東京・全水道会館にて第1回中同協女性部連絡会が開催され、23同友会および中同協から54名が参加しました。

 1日目の冒頭、第1回幹事会で2018年度の女性部連絡会担当幹事に埼玉同友会の久賀きよ江氏が選任され、あわせて同友会の女性組織充実のため複数の副代表を置くことが承認されたこと、さらに副代表として愛知同友会の石塚智子氏、広島同友会の村井由香氏に担ってもらうことが確認されました。

 女性経営者全国交流会について、6月に埼玉で開催された第21回の総括と2019年に広島で開催される第22回の概要説明があった後に、久賀きよ江・新中同協女性部連絡会代表より新年度方針について紹介がありました。

 続いて、中西利枝・香川同友会女性委員長より岡山同友会との合同例会開催や託児つき例会開催を中心とした事例紹介に加え、委員長を担って得られた経験についての報告がありました。

 2日目は藤原都子・兵庫同友会女性部長より「兵庫同友会女性部再始動までの軌跡とこれから」をテーマに、設立に至る行程で見えてきた女性部の存在意義や課題、方向性についての報告がありました。

 各報告の後にグループ討論を行い、活発な交流が展開されました。

 また、2004年から女性部連絡会代表を務めた糸数久美子・前女性部連絡会代表に色紙の贈呈式が行われました。

 最後に、久賀氏が「時代の変化を実感した2日間でした。連絡会で学んだ内容を自社や各同友会に持ち帰り実践し、行動で示すことが存在価値を高めていくことにつながります。同友会と自社経営を両輪として取り組み、本気で学び実践する仲間づくりをひろげていきましょう」とまとめました。

「中小企業家しんぶん」 2018年 10月 5日号より