気づき・変わる・実践する【中日本ブロック事務局員研修交流会】

 9月27~28日にかけて中同協中日本ブロック事務局員研修交流会が岐阜で行われました。7同友会から38名の事務局員が参加しました。

 初日は「支部運営」「人を生かす経営」「経営指針成文化運動」「地域づくり」の4テーマに分かれて分散会を行いました。分散会では全員参加型の討論スタイルで約4時間にわたってグループ討議を繰り広げました。開催趣旨のひとつ「事務局活動における悩みや課題を語り合うことで、気づき、励ましあい、新たな目標を明確にする」を参加者は念頭におき、経験年数や担当分野が違えども、同友会運動の主体者として共に高めあう、かけがえのない仲間がいることを確認しあいました。

 2日目は全体会として初日の分散会の討議内容を各グループから述べました。各分散会での学びと課題への気づきなど、新人局員から事務局長まで立場や経験を超えて発表。その後、平田美穂・中同協事務局長から「地域を変えていく主体者に」と題して問題提起がありました。地域の期待に高い水準で応えていく同友会の事務局員としての大きなやりがいを確認しました。その後のグループ討議と討論発表を通して、他県・自県問わず、すべての事務局員が互いに照らしあい、輝く存在になっていけるよう、「気づき・変わる・実践する」サイクルを、会員と同じく局員の一人ひとりが推進していく大切さを認識しあいました。

 最後に、内輪博之・中同協事務局次長から局員にむけて「運動を科学し、問題を発見し、解決を図り、そしてまた事務局員自らも変化することが求められる」と期待が語られ、閉会しました。

「中小企業家しんぶん」 2018年 10月 15日号より