若者に選ばれる企業づくりの実践を【第1回中同協共同求人委員会】

 9月14日、中同協共同求人委員会が開催され、28同友会および中同協から50名が参加しました。

 はじめに研究課題として「職業安定法の改正への対応について」をテーマに社会保険労務士の西秀樹氏(東京同友会会員)より職業安定法改正の重点内容について説明がありました。労基法や職業安定法などの法令を無視して採用活動を行うと企業に対して罰則等があり、共同で活動している「Jobway」にも影響が出る可能性があります。中同協共同求人委員会では、事務局が活用できるチェックリストを作成し、各同友会事務局に配布すること、併せて事務局を対象とした研修会を実施することを確認しました。また、それに伴い「Jobway」の機能改修を行うことと厚生労働省の「適合メディア宣言」制度に参加することも確認されました。

 その後、各同友会で課題になっていることや法令等の対応についての意見交換を行いました。

 最後に、小暮恭一・中同協共同求人委員長が「厳しい採用状況が続いていますが、共同求人活動の本質を基本として、その理念をどう運動に生かしていくか、地域に生かしていくかを大切にしてほしいと思います。今回の研究課題、職業安定法に対応することは重要な課題です。対応を実践することで、われわれが追及する企業に近づいていくだろうと思います。みなさんの力を借りて、共同求人活動を活性化し、全国に広げていきましょう」とまとめ、閉会しました。

「中小企業家しんぶん」 2018年 10月 15日号より