社会的組織にふさわしい対応に向けて【第1回中同協財務委員会】

 9月26日、中同協財務委員会が東京で開催され、15名が参加しました。

 審議・確認事項では、今年度の委員会体制を確認し、2018年8月末の中同協一般会計・特別会計の執行状況の報告があり、予算どおりの執行であることを確認しました。

 財務委員会は2016年度から、これまでの幹事会に提案する予決算の確認と半期・通年の予算執行状況のチェックという役割に加え、中同協の健全な財政運営のための方針確立、各同友会の健全な財政運営のための交流を行っています。そのため委員の選出方法を首都圏から4名、中同協幹事の中から各ブロック推薦で1名ずつ、それぞれを幹事長が委嘱する体制になりました。

 新体制になってからの2年間、同友会運動の進展とともに、組織も会計規模も大きくなり、消費税納税対応も考慮すべき時期にきているとして、税対応も含め、財政のあり方について意見交換を重ねてきました。

 これらを踏まえ、今回は「中同協経理規程(案)」、「財務諸表(案)」、「中同協税対応方針(案)」をまとめ、内容について意見交換を行いました。

 今後e.doyu上でさらに意見交換を行い、来年1月に行われる中同協第3回幹事会に提案することを確認しました。

 最後に笹原繁司・中同協財務委員長は、「消費税納税対応については各同友会、会員の皆さんへ領収書の取り扱いなど、ご協力もお願いしなければなりません。幹事会の検討を経て、各ブロック、各同友会に持ち帰り、ご理解を広げる先頭に財務委員が立ちましょう」と呼びかけました。

「中小企業家しんぶん」 2018年 10月 25日号より