・会員による支部の自主運営が可能となるということですが、具体的にはどういうことですか?

同友会活動では「自主・民主・連帯の精神」を大事にしてきており、会の組織運営が会員の企業規模や会歴などにかかわらず、対等・平等であるというのもここから来ています。これまで、各支部組織など同友会の組織は、組織構成員が方針を決め、実践し、検証してきました。

しかし、支部例会の案内の配信、参加状況集約などは、すべて事務局の手にゆだねられ、事務局に情報が集中する一方で、支部役員は事務局に聞かなければ、例会に行くまで何人参加するかも分からない、また役員が代われば過去にどのような例会があり、役員会でどのような議論があったかを系統的に知ることすらできない状況でした。

e.doyuでは、まず支部例会案内を「スケジュール」機能を使って作成・配信し(グループ管理者)、参加情報を共有することができます。

また、活動の記録(各種文書)は、「ファイルライブラリ」機能を使って、保存し、それを任意の言葉で検索、閲覧することができるため、支部単位のみでなく閲覧権限があれば県レベルの資料も参照することができます。

これらの機能を使うことで、事務局の実務にすべて依存していた活動が、役員自身の手で行えるようになり、実質的に「自主運営」が可能になります。支部役員は常に支部の全体像をつかむ機会を持ち、過去の活動に学ぶ機会を得、事前に例会参加促進を、役員相互に声をかけあって行えるようになります。

また、ゲスト(入会対象者)参加についても事前に共有できるため、ゲストに事前に対応し、入会を促進することもできます。

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