・ 組織活動支援システム「e.doyu」を使うと支部活動が活性化するのですか。

システムを導入しても組織が活性化する保障はありません。企業経営でもパソコンを使った社内の情報共有の仕組み(たとえばグループウエアなど)を導入したからといって、即座に社内の活性化につながらないのと同様です。

即時性があり、一気に多人数に情報発信でき、さまざまな情報を共有できる仕組みをどのように活用していくかは使う組織の方針、構成する方々のかかわり方次第です。

会社にいながら、ふと孤独感に襲われる経営者はたくさんいます。思いを共有できない社員に怒り、社員を叱咤(しった)激励する自分の方針に間違いはなかったかと思い返す。得意先に対する不安、経営戦略はこれでよかったのか...。同友会でヒントを得られることはたくさんあります。しかし、同友会に入会し、例会に参加する魅力、同友会で学ぶことはどういうことかを実感しないまま辞めていく方もまた多くいます。

e.doyuの例会参加登録から見えてくるのは、参加の意思表示をしない人たちの見えない思い。活用しない(できない)人への対応をどうするか、相互に訪問しあうきっかけづくりとして利用していくことが大切です。

中小企業は1社だけでは生きられない存在です。地域が活性化し、発展していく経済的な保障は、自らつくり出していく。そのためには同友会で学ぶ経営者をたくさん増やしていくことが重要です。新会員を増やすだけでなく、本当に学びあう仲間を1人でも多く増やしていく。e.doyuは、声かけあう手段として使いたいものです。

学べる例会づくりと誘い合い、その積み重ねが、支部の活性化につながるのではないでしょうか。

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