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中同協の動き

「中小企業家しんぶん」2003年 2月15日号より

祝・金融アセス署名100万達成
【談話】目標達成に寄せて


2月5日、金融アセスメント法請願署名数が全国の目標であった100万を突破しました。立教大学教授の山口義行氏と中同協幹事長で推進会議代表の鋤柄修氏の談話を紹介します


歴史的意義を持つ運動

立教大学経済学部教授 山口 義行氏

 感動の一言です。やりあげるとは信じていましたが、現実の数字になってくるとは!。立ち上がりの当初は、銀行との間に摩擦をおこすのではとか、同友会が政治にかかわることへの不安もありました。新しい法律を作るのですから政治と真正面から向き合うわけです。こういうハードルを次々と超えてきたのは同友会の質的充実、発展の証です。

 私もこの問題で多くの政治家と会いましたが、背景に100万の署名、550を超える自治体決議のあることが言葉に重みを与えてくれました。運動の中心になって頑張られた皆さんは、中小企業に政治家の目を向けさせたことに大きな意義があることをしっかりと受け止めてください。

 マスコミの中の位置づけも大きく変わり、「中小企業の声はまず同友会へ」が定着し、NHK等に会の代表が出る機会も増えました。地方のマスコミも街頭署名を取り上げ、会の存在をアピールしてくれました。

 署名活動に協力してくれる金融機関も少なくありませんでした。地域経済をどうつくり上げていくのか、双方が対等の立場で話し合う関係もできてきました。

 体験を通じて世の中を作る主役になっていく。まさに「おまかせ民主主義」から抜け出す歴史的意義を持つ運動なのです。法律成立をめざし、さらに地道に取り組んでいきましょう。

 

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