
「若い人も理解してくれた」38名で街頭署名活動(愛知)
「中小企業家しんぶん」2001年11月15日号より
10月27日、愛知同友会では、佐々木会長、鋤柄代表理事を始めとした会役員30名と事務局8名が、名古屋市の中心地・栄で「金融アセスメント法」の街頭署名を行いました。 午後1時に栄バスターミナルに集合し、全員が「金融アセスを制定しよう」「市民の手でつくろう」と大きく書かれたゼッケンをつけ、栄三越前に移動、2時間の署名活動を行いました。 当夜「第2期同友会研修大学」の修了式の記念講演講師として来名した中同協・赤石会長も参加し、ハンドマイクで通りかかる市民に「就業人口の80%が働く中小企業が大変な事態。日本経済の活性化につながる新しい金融システムづくりをめざす『金融アセスメント法』の制定に協力を」と呼びかけました。 さわやかな秋晴れの下、ほとんどの参加者が初めてという街頭署名。なれない署名の呼びかけに、最初は立ち止まる人もまばらでしたが、さすがに経営者です。20分もすると「売り込み」のポイントをマスターしたようです。 この日、集めた署名は477名となり、解散前に参加者より感想を聞きました。以下紹介します。意外と楽しかった! ●「親が中小企業の社長やってて、お金の苦労は良く分かります」と言って、快く署名してくれた人がいた。 ●「不景気で中小企業の人たち大変だけど頑張ってね」と中年のおばさんに言われた。 ●お父さんが銀行員で、いろんな苦労も聞いている。お話を聞くと、「銀行にとってもいい法律みたいだし」といって、署名してくれた。 ●署名用紙をみせたら、「この署名、うちの会社でも今取っていますよ」と言われ、運動の広がりを感じた。 ●意外と若いアベックの人が興味を持ってくれた。片方の人が署名をしてくれると、相手の方も署名をしてくれた。 ●20代後半の若い女性でアメリカの「地域再投資法」のことを知っている人がいて、金融アセスメントというのは、その日本版ですねと言われ、びっくりした。 ●外人さんに慣れない英語で話し掛け、3人の人に署名してもらった。(注:金融アセスメント法制定の請願署名は、国籍をとわず、18歳以上で現在日本に住んでいる人を対象にしています)
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