[ホーム] [中同協の動き] [各地の動き] [アセスQ&A] [調査・資料] [署名運動]

各地の動き

金融問題へ理解深まる
 金融機関・団体へ趣旨説明(鹿児島)

「中小企業家しんぶん」2001年12月5日号より

 鹿児島同友会では、8月10日に臨時理事会を開き、「金融アセスメント法」の制定に向けて特別委員会を発足させ、5000社を目標に署名活動に取り組むことを決めました。
 署名活動は初めての事業であり、当初は多少戸惑いもありましたので、まず先進同友会に学ぼうと、8月と10月の2回の月例会に福岡同友会から報告者を迎え、「金融アセスメント法」とは何か、署名活動をどう進めたらよいか等について学びました。
 また、10月例会では、東京同友会制作の映画『見上げてごらん』を鑑賞し、理解を深めました。例会参加者からは、「金融に対する知識と興味が深まった」「これまで銀行本位の取引だった。対等になるよう法制定に努力したい」など率直な感想が寄せられました。
 例会での勉強と並行して、鹿児島支部(230名)では、4つのブロックごとに説明会をたびたび開催し、全会員への浸透を図りました。一方、地元の主要金融機関や経済団体へ要請文を送り趣旨説明に出向きましたが、今の金融情勢に対する危機感や「金融アセスメント法」の趣旨については認識がピッタリ一致し、そのうち2つの地方金融機関と経済団体では、署名活動に積極的に協力する旨の同意が得られ、それぞれ代表者名による呼び掛け文書とともに同友会の署名用紙が組織内に配付され、1000名近い署名を集めることができました。
 こうした他団体の支援にも支えられ、同友会会員も理事や特別委員が先頭に立って署名活動に奮闘中です。
 建設関連のある会員は、自社の協力会の会合で「金融アセスメント法」の勉強会を行い、多数の協力業者の署名を実現しましたが趣旨を話せばみんな分かってくれる。やはり今の状況は、経営者であればだれでも何とかしなければと思っている」と話しています。
 この活動は地元紙で再三報道され、大きな反響を呼んでいます。鹿児島同友会では、来年2002年の青全交を成功させるためにも地元で同友会をPRする絶好の機会と捕らえ、会員拡大と5000社署名の目標達成に向けて、会一丸となって奮闘しています。

 

このページのトップへ戻る