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各地の動き

「中小企業家しんぶん」2001年10月5日号より

「超党派で法案成立へ」
―各政党・国会議員とパネルディスカッション・福岡同友会


 福岡同友会は9月19日、福岡市で国会議員パネルディスカッションを行いました。

 当日は、金融機関、行政関係者、マスコミ、会員など210名を超える参加で会場は満員となりました。

 残念ながら自民党は欠席でしたが、「このままでは中小企業が潰される? 中小企業金融政策はどうあるべきか」をテーマに公明党、民主党、共産党、社民党の国会議員が出席しました。また、立教大学の山口教授にもコメンテイターとして参加を頂きました。

 公明党は「運動の方向性には賛同するが、行政が民間をランク付けするのはどうか」と発言がありましたが、コメンテイターから「世の中の流れは『福祉アセスメント』『自動車アセスメント』『環境アセスメント』などの動きが出てきている。当然『金融アセスメント』というのがあってもいいはず」と反論。三党(民主党、共産党、社民党)は、金融アセスメント法制化に取り組む意向の表明がありました。

 参加した会員の各政党への要望・意見は「最大与党である自民党が金融政策に対してどのような考えを持っているかが一番気がかりである。中小企業の実情をしっかりと理解し、この政策を政争の中に埋没させないようにしてほしい」というように、政権政党である自民党の欠席に対する会員の不満の声がありました。また、「国会議員の方々は各党に持ち帰り、議論の機会を作ってほしい」「党全体の方針にしてほしい」というように、超党派でこの法案の実現に取り組んでもらいたいという声が多く寄せられました。

 また、感想の中に「中小企業経営者の要求と政党との意見交換が多くの会員の前で実施されたことは、今後の中小企業を取り巻く経営環境を変えようという運動に大きな成果を出した」というように、今後もこのような企画への期待の高さが伺えました。また、他団体との協力関係を望む声も寄せられていました。

 

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