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各地の動き

「中小企業家しんぶん」2001年10月5日号より

金融問題は裾野の広い問題、学習を力に署名活動に取り組む
―第1次集約日(9・15)に署名数3514名・奈良同友会


 奈良同友会では、10月末20,000名署名突破を目標に、支部例会やブロック会で金融アセスの学習会に力を入れ、150名を超える会員が参加するなど、学び合いの活動と結合した金融アセスメント法制定を求める署名活動に取り組んでいます。

 9月15、16日に開かれた御所市茅原吉祥草寺の「筆塚まつり」では、南和支部が会場の一角に署名コーナーを設け、2日間で254名の署名が集まりました。
 南和支部では、署名活動に取り組むなかでは、「メインバンクの支店長が保証人の追加をしつこく迫ってきている」「お客さま(取引先)のところへ行って署名をお願いしたところ、返済が半分になっているのに追加担保を要求されたと怒り心頭だった。本人だけでなく、署名活動に協力してくれることになった」「今こそ中小企業家が声を大にして行動を広げることが大事」などの声が寄せられています。

 北和支部では、署名を相手に呼びかける中で、金融アセスは広くて奥の深い問題と実感。また、「子どもたちの時代になれば金融情勢はどのようになっているか分からない。子どもたちの将来のために署名を」と呼びかけて、お客さまの協力をもらった会員も。

 中和支部では「アメリカの金融システムよりもかなり日本は遅れていることがよく分かった。金融アセスを実現する運動を通して、中小企業重視の政策に転換させていく必要がある」などビデオ学習などを通して金融問題への理解を深めながら、署名活動が取り組まれています。

 9月14日に開かれた第4回経営実践交流会にも集められた署名が持ち込まれるなど、第1次集約日の9月15日には、3,514名の署名が集まりました。

 10月1日には、地域と中小企業経営を守り、金融機関との共存共栄を目指そうと、大和信用金庫との懇談会も行われました。

 

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