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アセスQ&A

Q9 わが社は金融で困っていないし、銀行との関係もうまくいっています。金融アセスメント法をなかなか自分の問題として考えられません。

現在は問題ないとしても、金融環境が激変する中で将来も「問題なし」と言い切れるでしょうか。金融アセスメント法は、不況の「荒波」から守る防波堤として、中小企業の拠りどころとして、頼もしい金融機関を育てていく、我々と共に育っていくという視点から問題提起していることをご理解下さい。

奈良同友会で1000名以上の署名を集められたある会員の方の声をご紹介します。「私は無借金なので金融アセス法なんて関係ないと思っていましたが、つい最近、京都の同業者が廃業に追い込まれました。物流業界は深刻な不況下にあるだけに得意先の倒産によって、いつわが身にふりかかっても不思議ではない、他人事ではない、と危機意識をもちました。お得意先や取引業者、そして地域のことを大切にしないと、わが社の存続発展はないと金融アセスの署名に取り組んでいます。」

 特に最近は、狂牛病や米国多発テロなど予期しないリスクが中小企業経営に重大な影響を及ぼす時代です。これらのリスクに対する緊急の政策対応とともに、金融アセスメント法という仕組みに支えられた金融機関を地域に根付かせることが本質的な危機管理になるでしょう。

 

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