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シリーズ「どうする政策金融 Q&A」

Q4 民間金融機関の不良債権の処理がヤマを越えた今、政策金融のマイナス面を考え、大胆に改革すべきだといわれていますが、どうなのでしょう。同友会会員にも利用者は多いのですが。

「不良債権処理がヤマを越えた」ことは、今後の民間金融の安定性を保証するものではありません。数年前の大変厳しい「貸し渋り」のなかで、中小企業金融の安定性を確保する上で政策金融の果たした役割が大きかったことは、だれしも認めるところです。

多くの時間と犠牲を伴った「不良債権処理がヤマを越えた」今こそ、市場原理にすべて委ねるのではない政策金融の重要性が、あらためて強調されてしかるべきです。

不良債権問題のきちんとした総括もなしに、「ヤマを超えた」から云々(うんぬん)という議論は、「喉(のど)元過ぎれば、熱さを忘れていい」と言っているのと同じです。

調査 資料 対話 シリーズ「どうする政策金融Q&A
」 シリーズ「どうなる金融〜不良債権最終処理」 シリーズ「どうなる金融〜信金再編の余波」 シリーズ「金融機関とともに地域を考える」 シリーズ「金融機関とともに東京同友会と東信協・保証協会」

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