【11.07.06】第43回定時総会in北海道に1,157人

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 「中小企業憲章制定1周年、中小企業家の総力を結集して、日本再生に挑もう」をスローガンに、7月5~6日と中同協第43回定時総会が北海道・札幌市内で開催され、全国の同友会から1,157名が参加しました。

 1日目の全体会で主催者あいさつにたった鋤柄修・中同協会長は、「今回の東日本大震災では復興に向けて被災同友会のみならず、全国の同友会がいち早く動き、地域になくてはならない存在になっていることが感じられました。中小企業憲章が昨年6月18日に閣議決定され、1周年となった今、中小企業振興基本条例制定に向けて推進すること、会勢5万名を早期に達成すること、そして地域の組織率10%を保ち、より一層の同友会の活性化を図りましょう」と呼びかけました。その後来賓を代表して、高橋はるみ・北海道知事から参加者への激励がありました。

 議事の冒頭の議案提案では、広浜泰久・中同協幹事長から提案があり、その後15の分科会に分かれ、各分科会のテーマにそってグループ討論が行われました。

 1日目夜の懇親会は、地元の寺島三姉妹による江差追分の美しくも迫力のある演奏から開幕しました。田中・総会実行委員長や、柚原一夫・経済産業省北海道経済産業局長、上田文雄・札幌市長によるあいさつの後、堰八義博・北海道銀行頭取の音頭で乾杯。かにやえびなどの北海道の豊かな海産物、農産物の食材を使った料理が参加者に振る舞われました。会の冒頭では、同友エコの表彰が行われ、壇上に並んだ受賞者に参加者から大きな拍手が贈られました。今後の全国行事を担当する各地から熱のこもったピーアールが行われ、会場のボルテージが最高潮に達するなか、参加者は今後の全国行事での再会を誓い合いました。

 2日目は早朝から全体会が行われました。豊永厚志・中小企業庁次長の特別挨拶の後、各分科会の座長による報告が行われました。特別報告として、先の東日本大震災の被災地3県から、田村満・岩手同友会代表理事、鍋島孝敏・宮城同友会代表理事、安孫子健一・福島同友会理事長より報告がありました。その後総会の議案、決算・予算、新役員を満場一致で承認、決定しました。来年の定時総会開催地である岐阜同友会の熊田純夫代表理事より「来年、岐阜の地で再会しましょう」と呼びかけがあり、閉会しました

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