【14.02.26】エネルギー問題学習会を開催します

エネルギーシフトで日本は変わる~中小企業の仕事づくりと豊かな地域づくりへ

 日本のエネルギー自給率4%と海外依存度が高く、国際情勢や円安などの影響で不安定になりやすい中で、原発事故もあり、国内の再生可能エネルギー資源への注目が高まっています。また、日本の高い技術をもってすれば、もっと豊富な再生可能エネルギーを生み出し、自給率が高まるのではないかとの期待もあり、すでに国内でも研究が進んできています。

 中同協東日本大震災復興推進本部研究グループ「REES」では、昨年10月のドイツ・オーストリア視察をへて、中小企業の仕事づくりと豊かな地域づくりにつながる「エネルギーシフト」について学びを深め、「中小企業家エネルギー宣言」を検討しています。
一方、原発立地地域や電力会社と取引関係がある会員などの立場を鑑みるに、「エネルギー宣言」を丁寧に議論していくことにも心配りが必要です。

 その点もふまえて、より多くのみなさんとともにエネルギー問題について学びを深め、さらにその輪を広げていきたいと思います。本学習会へのご参加を心から呼びかけます。

*「エネルギーシフト」とは、省エネルギー、地域暖房、再生可能エネルギーへの対応を進め、中小企業の仕事を増やして地域の雇用を増やし、持続可能な社会づくりへの取り組みをすすめること。

概要

日 時:2014年4月3日(木)18:00~21:00
     (講演90分、グループ討論60分、討論発表・まとめ)
場 所:東京・全理連ビル9F BC会議室(代々木駅前)
    東京都渋谷区代々木1-36-4全理連ビル
    TEL 03-3379-4111
    http://www.riyo.or.jp/about/zen03.html
参加費:2000円
定 員:120名
主 催:中小企業家同友会全国協議会
共 催:東京中小企業家同友会
    千葉県中小企業家同友会
    埼玉中小企業家同友会
    神奈川県中小企業家同友会

講 師:村上敦 Office Murakami(ドイツ在住、環境ジャーナリスト)
<講師プロフィール>
日本での講演・セミナーは年間30回以上にのぼる。
日本で土木工学部、ゼネコン勤務を経て、環境問題を意識し、ドイツ・フライブルクへ留学。フライブルク地方市役所・建設局に勤務の後、2002年から独立し、ドイツの環境政策、都市計画、エネルギー政策を日本に紹介する。多様なメディアへの寄稿と企画協力、環境関連の調査、自治体/企業への環境コンサルティング、講演活動を続ける。南ドイツの自治体や環境関連の専門家、研究所、NPOなどとのネットワークも厚い。
著書:『ドイツ市民がつくったエネルギー会社と組合 100%再生可能!vol.2』学芸出版社、『キロワットアワー・イズ・マネー』図書出版いしずえなど多数。

申し込み方法

お申し込みはご所属の同友会事務局までお願いいたします。

申込締め切り:2014年3月31日(月)
*締め切り日以降のお申し込みにつきましては中同協までお問い合わせください。