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中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー インデックス
2013年

●2013年 12月 25日号

▼世相を表す年末恒例の「今年の漢字」に『輪』が選ばれました。2020年の東京五輪・パラリンピックの開催決定や、伊豆大島の豪雨被害など各地で起きた災害に支援の輪が広がったこと、そして東日本大震災からの復興の輪が広がったことを理由に挙げた人が多かったそうです(続きを読む>>

●2013年 12月 15日号

▼同友会の会員数が全国集計で4万3000名を超え過去最高記録を更新した。各同友会の弛まぬ会員増強の結果であり誠に喜ばしいことである。今年は総会、全研、青全交を始め専門委員会の全国交流会への参加も増えて活発な活動報告がなされた。憲章・条例運動も学習運動から制定運動へと展開している。全国で100を超える自治体で条例が制定され今後もますます増えていく事であろう(続きを読む>>

●2013年 12月 5日号

▼秋田同友会初の全国行事として社員教育活動全国研修・交流会を開催(本号報道)。記念講演講師は、山形県上山市在住の農業問題評論家、著作家の佐藤藤三郎氏(続きを読む>>

●2013年 11月 25日号

▼「人には『自ら変わる』力があります」とは同友会でも有名な大田堯先生のお言葉。「だからこそ『育てる』のではなく『育つ環境をつくる』と考えるべき」と続きます。しかし実際社員の皆さんに、いかに「その気」になってもらうか、経営者の皆さんは常に頭を悩ましていることと思います(続きを読む>>

●2013年 11月 15日号

▼プロ野球日本シリーズは第7戦までもつれた激戦の末、楽天イーグルスが日本一を勝ち取った。東北の人々に大きな勇気と癒しを与えた優勝であった。田中投手を中心に気迫あふれるプレーは観衆を魅了。160球を投げ翌日また登板という桁外れの剛腕投手の気迫には恐れ入った。1シーズン負けなしといい、鉄腕稲尾の伝説を超える投手が出現した。まさに記録は破られるものである(続きを読む>>

●2013年 11月 5日号

▼愛媛同友会が愛媛大学法文学部との間で行っている「提供講座・現代中小企業論」は7年目を迎えました。15回に及ぶ講座の目的は、経済や経営を実践的に学ぶことで中小企業が経済の主役であることを認識し、中小企業の未来を担う人材を育てること(続きを読む>>

●2013年 10月 25日号

▼同友会には「3つの目的」があります。その第一番目は「よい会社をつくろう」というもの。簡単ではないこの目的のために、先輩方は様々な教訓を私たちのためにまとめていただいています。「人を生かす経営(労使見解)」「経営指針(理念・方針・計画)」「企業変革支援プログラムⅠ・Ⅱ(以下支援P)」はその代表的なもの。実はこの3つ、相互に密接なつながりがあります(続きを読む>>

●2013年 10月 15日号

▼実りの秋になった。見渡す限り黄金色に染まった田んぼで収穫作業が行われている。日本の秋の風景は今年も変ることがない(続きを読む>>

●2013年 10月 5日号

▼前号本欄でも紹介の通り東京開催の第41回青全交は過去最高の参加者数を記録。「尊敬される次代のリーダーとして全人格的成長をめざそう」と盛り込んだ「宣言」を発表しました(続きを読む>>

●2013年 9月 25日号

▼第41回青全交が東京同友会設営のもとで開催されました。1615名の参加者は過去最高。来賓として2名の現職大臣、中小企業庁長官、経済産業委員長がいずれも初めてご臨席されまさに記念すべき全国交流会になりました(続きを読む>>

●2013年 9月 15日号

▼猛暑の夏も終り、多少は過ごしやすい気候になってきた。今年は各地で局所的な大雨が降った。ゲリラ豪雨とも言われ、突然の集中豪雨が特徴だった。もう1つは巨大な竜巻現象である。温暖化現象で自然環境に大きな変化が起きているのか? 環境問題には常日頃から関心をもち、CO2や電気使用量の削減にデータをとって取り組む時代だ(続きを読む>>

●2013年 9月 5日号

▼金融庁が独自の基準に基づいた画一的な銀行検査を転換する方針とのこと(8月17日付日本経済新聞)。金融庁はバブル崩壊による金融危機以降は、銀行の貸出債権の不良化チェックに力点をおいてきました。こうした融資先の査定は銀行に任せ、融資拡大につなげるのがねらい。まずメガバンクから始め、地方銀行、第2地方銀行にもひろげていく方針とのこと(続きを読む>>

●2013年 8月 25日号

▼「すみません。泣けてきて読めません」と行政の担当官。以前開催された千葉県振興条例活用セミナーでのことです。パンフレットにまとめられている経営革新の成功事例を、うれし涙が出てきて読めない。その真摯な姿勢にはいたく感動させられました。と同時に感じたのは「自分たち中小企業家しか成果を出すことはできないんだ」ということ。条例ができて、行政の方がどれほど頑張っても、活用する「担い手」がいなければ何にもならないということです(続きを読む>>

●2013年 8月 15日号

▼たまたま機会が有って福島県の南相馬市、浪江町、飯舘村に入り地元の同友会会員と懇談することができた(続きを読む>>

●2013年 8月 5日号

▼参院選は予想通り与党の圧勝で終了。昨年末の衆院選同様投票率の低下が気になるところ。学校教育で「棄権」は「危険」と教わった世代にとって、国民主権意識の希薄化は国家の将来を危うくするものではないでしょうか(続きを読む>>

●2013年 7月 25日号

▼第45回定時総会が宮崎同友会の設営のもとで開催されました。メインテーマは「情勢を切り開く強じんな企業づくりを地域に広げよう」。あらためて「わが同友会の使命は何か」を考える良き機会となりました(続きを読む>>

●2013年 7月 15日号

▼参議院選挙が始まった。衆参の両院のねじれが解消されるかが焦点だ。アベノミクスの賛否も問われるであろう(続きを読む>>

●2013年 7月 5日号

▼不利な条件をすべてプラスに変えてしまう。マジックではない経営実践が現実にあるのです(続きを読む>>

●2013年 6月 25日号

▼今月は中小企業憲章推進月間。6〜7月にかけて各地でさまざまなイベント・運動が展開されています。この憲章・条例の推進運動は、これまでの同友会運動の積み重ねがあってはじめて展開できるもの。「良い会社・良い経営者・良い経営環境をめざす」という3つの目的を総合実践しているからこそ、自信を持って推し進めていくことができます(続きを読む>>

●2013年 6月 15日号

▼アベノミクスの綻びが目立ち始めた。長期金利が上昇して住宅ローンの金利が上がり始めた。東北の被災地を始めとする公共工事の予算はついたが、労働者の不足が深刻で、入札の不調も相次いでいる(続きを読む>>

●2013年 6月 5日号

▼昨年からスタートした6月を『中小企業憲章推進月間』とする取り組み。昨年は、38同友会が企画化し、総勢2600名が参加。憲章、中小企業振興基本条例を学び運動の輪を広げました(続きを読む>>

●2013年 5月 25日号

▼もうすぐ6月。中小企業憲章推進月間です。3日の衆議院第2議員会館でのキックオフ集会をはじめとして、各同友会でもさまざまな企画が催されます。多種多様な政策課題を考えるとき、常にこの中小企業憲章の理念をベースにしていくよう提言していくこと。各地域にあっては、この理念をそれぞれの地域の課題に合わせた形で中小企業振興条例に反映させていくこと。条例ができる前もできたあとも関心と関わりを持つことが求められています(続きを読む>>

●2013年 5月 15日号

▼今年の春は気温の変化が激しく、自然は宇宙の原理で変化して止まないものと思わざるを得ない(続きを読む>>

●2013年 5月 5日号

▼昨年から始めた「中小企業憲章推進月間」は、今年は6月3日衆議院第2議員会館でのキックオフ集会を皮切りに全国で様々な取り組みや催しが開かれます(続きを読む>>

●2013年 4月 25日号

▼「人間尊重の経営? そんな甘いことじゃ会社はやっていけないでしょ?」と本音では考えている。こうした経営者は少なくありません。「もっと儲かったら、そうしたいけど」「経営はそんなきれい事じゃないんだよ」という言葉が続きそうです。「利益」と「人間尊重」は相反するもの。一般的には、こうした理解は普通かもしれません(続きを読む>>

●2013年 4月 15日号

▼アベノミクスの効果なのか、円安株高は進んで期待先行の動きは出てきた。大手企業の一部で賃上げ発言も出てきてデフレ脱却に向かう姿勢を表している(続きを読む>>

●2013年 4月 5日号

▼1973年中同協第5回総会で氏が代表して提起した「同友会の生い立ちと展望」には、「同友会3つの目的」が盛り込まれました。初代の中同協共同求人・社員教育委員長就任後、84年に発表した「同友会における社員教育」は「中小企業における労使関係の見解=中同協」の理念を人材育成に生かす実践論として現在も学習が奨励されています(続きを読む>>

●2013年 3月 25日号

▼福島市で開催された第1回東日本大震災復興シンポジウムでは、復興へのプロセスや原発問題に、どのような問題・課題があるのかを共有する大変良い機会となりました。また、それと同時に大変貴重な気づきもいただきました。それは私たちが中小企業家としての「誇りと志」を持つことの大切さです(続きを読む>>

●2013年 3月 15日号

▼東日本大震災から2年が経過した。まだまだ多くの問題をかかえて立ち止まっている感も否めない。「復興」は終わっていない。原発事故で避難を余儀なくされた方、放射能汚染の除染問題、風評被害による売上減少など現地での苦労は続いている。また、次々に起こる新しいニュースに押し流されてこの歴史的大災害も風化してしまう危険性がある(続きを読む>>

●2013年 3月 5日号

▼福島同友会相双地区会員85名全員が語る震災記録集「逆境に立ち向かう企業家たち」が発刊された。地震、津波に続く原発事故と歴史上例を見ない過酷な極限状況下で立ち上がる同友会の仲間たち。悲しみ、怒り、絶望のはざまで悩みながらも企業家の使命を果たす一人ひとりの生きざまに人間としての強さ、誇りに心うたれる(続きを読む>>

●2013年 2月 25日号

▼第43回中小企業問題全国研究集会が福岡同友会の設営のもとで開催されました。サブテーマは「中小企業憲章の精神を企業と地域のすみずみまで」。この「中小企業憲章の精神」とは「中小企業家であることと中小企業で働くことへの誇り」のこと、この気づきを今回の全研で新たに得ることが出来ました。政府がそのことにお墨付きを与えているのです(続きを読む>>

●2013年 2月 15日号

▼立春は過ぎたというものの、まだまだ厳しい寒さが続いている。安倍政権による国会での所信演説も終わり予算委員会などの審議も熱を帯びてきた。言葉が先行しているアベノミクスがどこまで実行されるかがカギになる。未だ実施されないのに円安となり株価も上昇したことから期待感は表れてはいる(続きを読む>>

●2013年 2月 5日号

▼山田洋次監督50周年記念作品「東京家族」が全国公開中です。山田監督自身が、先輩の小津安二郎「東京物語」(1953年作品)を「まねた」といっていますが、4組のカップルと周辺の人々を描くことにより、戦後日本の矛盾を考えさせる秀作といえましょう(続きを読む>>

●2013年 1月 25日号

▼「会員と共に運動を担うパートナーとしての事務局が存在することは同友会の特徴の1つ」とは『同友会運動の発展のために』の一節。実際、事務局の皆さんがどこまで高いレベルの活動をしているかによって、運動の展開は大きく違ってきます(続きを読む>>

●2013年 1月 15日号

▼年末の衆議院選挙は自民党の圧勝で自公政権に戻り、安倍首相が再登板した。デフレ脱却と景気対策を声高に発するのを市場は素早く感じ取り、円安、株高に転換している。製造業が息を吹き返す切っ掛けになれば良いが?大型の補正予算が組まれることで内需型の企業にも仕事が回りだせば景気が上向いてくるであろうが(続きを読む>>

●2013年 1月 5日号

▼想定外ではなかった衆議院の選挙結果。小選挙区では4割の得票で8割の議席獲得となる現行の選挙制度には「1票の格差」同様に正確な民意の反映という点では疑問が残ります(続きを読む>>

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