関東甲信越で初の支部長交流会

支部ビジョン持って地域づくりを

 8月4日、関東甲信越支部長交流会が埼玉県大宮市で開かれ、10同友会・中同協から94名が参加しました。

 冒頭、国吉中同協専務幹事が「支部長交流会が全国各ブロックで開かれているが、支部長自身が見本となる企業をつくることの重要性や、支部を強くして地域をどう活性化させるかということが話し合われている」と主催者あいさつ。続いて、広浜中同協幹事長より「支部と支部長の役割」と題して問題提起がありました。

 事例報告では、東京同友会から土田義二豊島支部長が、東京同友会の「支部ビジョンシート」や「例会づくりマニュアル(案)」も紹介しながら、「自分たちの支部のある地域のことをよく知って、支部のビジョンを持つことが大切」と報告。新潟同友会からは小嶋勝美前三条支部長が、新潟で近年立て続けに起きた自然災害の実情やそこから復興した経験も交えながら「新しい支部作りで地域の活性化をはかっていきたい」と報告しました。

 グループ討論では、「増強がどの支部でも大事。そのためにも、魅力ある例会をつくっていきたい」などの意見が出されました。

 最後に、広浜氏が「関東甲信越でこのような支部長交流会を持つのは初めて。同友会で学んで会社が良くなったという事例をもっと作り、仲間を増やし、いい地域にしていこう」と呼びかけました。

「中小企業家しんぶん」 2007年 8月 25日号から