トップが本気になれば組織は変わる【第2回新代表理事研修・交流会/中同協】

 「同友会代表役員の役割を明確にしよう」と、昨年から始まった新代表理事研修・交流会。今年も総会終了後に開かれ、各同友会の新代表理事を中心に26名が参加しました。

 問題提起(1)「同友会運動の推進者としての自覚と責任」は、守中同協副会長・北海道代表理事が担当。同友会の社会的地位の向上とともに代表の対外的役割は増えるが、会員企業の問題発掘、会員間の連携に心を砕くこと、特に事務局の強化が重要と提起しました。

 問題提起(2)「代表理事の役割について」は、広浜中同協幹事長・千葉代表理事が、「代表者は同友会理念の体現者をめざし、会での学びと実践の典型となること」「会の歴史と理念を習得し、全国の水準に遅れないよう運動のレベルを高める責任があること」について、経験を交えながら語りました。

 参加者は「トップ同士が垣根なく悩みを語り合える場は貴重」「問題から逃げたり先送りせず勇気を持って挑戦」「会員増強はトップが本気になること」など、力強い決意を述べあいました。

「中小企業家しんぶん」 2008年 7月 25日号より