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三者懇談会に206名が参加

 2月7日、千葉同友会では、特別支援学校等の教師と保護者・同友会障害者問題委員会による3者懇談会を千葉市立養護学校で開催しました。3者懇談会は立場の異なる3者が相互の理解を深め合い、障害者の将来を共に考えていこうとの趣旨で毎年開催されているもので、14回目を迎えました。今年は「就職の可能性を探る」をテーマに、206名が参加しました。(=写真)

 はじめに、主催者を代表して千葉同友会障害者問題委員会副委員長の宇田川太江子氏と千葉市立養護学校の大曾根元吉校長があいさつ。続いて障害者を雇用している企業や、特別支援学校等を卒業し企業で働いている卒業生、行政関係者から話題提供がありました。

 話題提供を受け、障害者問題委員長の森下正彦氏が総括。最後に千葉県立千葉特別支援学校の川越康武校長のあいさつで閉会しました。

 参加者からは「動機づけさせられる素晴らしい懇談会でした。わが家の意識も変わりました。ぜひ企業の方の参加も増やし、もっと多くの方とこのような会を継続して開催いただきたいと思います」(保護者)との感想が寄せられるなど、関係者が連携をしていくことの重要性が改めて確認された懇談会となりました。

「中小企業家しんぶん」 2009年 4月 5日号より