第39回全研熊本の大成功の余韻も冷めやらぬ中、同友の森づくり運動「第2回植樹祭」を3月8日、西原村俵山で行いました。会員、社員、家族の皆さん210名が参加し、「13年間に及ぶ事業の看板設置」「全研開催記念植樹」「チャリティゴルフ記念植樹」のセレモニーの後、1本1本の苗木に「想いや夢」を託し、コナラ、クヌギ、ヤマザクラ、ヤマモミジ1000本を丁寧に植えました。
昨年は沖縄同友会から駆けつけていただきましたが、今回は福岡同友会より2名が参加され、「福岡の森」が誕生しました。大阪同友会「同友エコ」の皆様から託された募金で「大阪・同友エコの森」も仲間入りしました。熊本発の森づくりが、宮城同友会、香川同友会でも計画され、私たちの活動が実を結び始めています。
私たち中小企業家は、熊本の豊かな自然の恵みを受け、地域から当てにされ育てられ企業経営を行っています。豊かさや便利さを追い求めてきた経済活動と消費活動、必要以上の電気・水・原材料を使い廃棄物を出し続ける経済活動を見直し、先祖から受け継いだ宝物、次の世代から預かっている宝物を健全な形で引き継ぐのは、今を生きている私たちの責任です。
「小さな苗木」と「託した想いや夢」を、社員・家族の皆さんと共に大きく育てていきたいと思います。
未来工業（株）熊本工場・工場長 菅原時男（同友の森づくり実行委員長）
「中小企業家しんぶん」 2009年 4月 5日号より
