危機打開の展望を切り開こう~憲章草案を論議【中同協政策委員会】

憲章草案と政策要望・提言について討議

 3月26日、第2回政策委員会が東京にて開催され、13同友会から29名が参加しました。

 まず「中小企業憲章草案」が提案され、活発な議論となりました。ここでの意見や提案は憲章成文化ワーキング・グループでの検討に反映させるとともに、草案公表のタイミングなど、今後の運動の進め方については憲章推進本部で検討することが確認されました。

 また、中同協の「2010年度国の政策に対する中小企業家の要望・提言案」を検討。さらに、各同友会の政策活動報告と中小企業振興基本条例制定運動、経営危機打開等の取り組みも交流しました。

 急激な景気後退の中で、危機打開の緊急セミナー等が盛況のうちに開催されるなど、機敏に危機に対応していることや、地元金融機関との連携や信用保証協会との懇談が進んでいる様子が交流されました。

 最後に大橋・中同協政策委員長が、「中小企業憲章草案の議論を深める中で、同友会運動と会員企業の実践と理論の到達点を整理し、今の危機を打開する戦略的展望を切り拓いていきましょう」とまとめました。

「中小企業家しんぶん」 2009年 4月 5日号より