原点回帰! 同友会理念の生命力で時代の変化を乗り越えよう 中小企業問題全国研究集会へ【京都】

 来年2月11~12日、第40回中小企業問題全国研究集会(以下「全研」、中同協主催)が、国立京都国際会館で開かれます。設営を担当する京都同友会では、同友会理念の生命力で、強靱(きょうじん)な企業づくりと地域再生に挑戦しようと張り切っています。京都からのメッセージを紹介します。

 第40回を迎える全研、実は第1回を京都で開いたことをご存じでしょうか。京都同友会は1970年8月に創立。その翌9月に、京都の先進的な中小企業施策や企業に学ぼうと、初めて全研が開かれたのです。以来、毎年全国各地で開かれるようになりました。

 今回の全研のメインテーマは「原点回帰! 同友会理念の生命力で、時代の変化を乗り越えよう~強靱な企業づくりと地域再生に魂をこめて挑戦!」。このテーマには、第1回の全研を開催された諸先輩方の心意気に学び、そして同友会運動・活動の原点・基本である同友会理念を念頭に置き、学び・実践でこのような厳しい時代の展望をみんなで切り開いていこうとの思いが込められています。

 京都同友会では、準備委員会を経て、昨年10月に実行委員会を結成し、現在約230名の実行委員が全研成功のために活動しています。分科会と全体会は十分な内容です。あとは皆様のご参加です。全国各地から900名、地元京都から800名、合計1700名の参加で全研を成功させようと、思いを1つにして奮闘しています。すでに4回のグループ長研修を開催し、各支部事業には毎回、実行委員が出向いてアピールに努め、全研を質量ともに成功させるために頑張っています。

 依然厳しい経営環境は続いていますが、同友会理念の生命力で時代の変化を乗り越えていきましょう。来年2月は京都の地で皆様にお会いできることを心よりお待ちしております。

「中小企業家しんぶん」 2009年 12月 5日号より