まっとうな人を育てる正攻法の会―中同協、全就研会長と懇談

 12月22日、中同協は、全国246校が加盟する全国私立大学就職指導研究会(以下、全就研)会長である土橋久忠・山梨学院大学就職・キャリアセンター課長を訪問し、懇談しました。訪問には小暮・中同協共同求人副委員長、平田・事務局次長、斉藤・主任事務局員が参加しました。

 全就研と中同協はこれまでも定期的に懇談し、協力関係を築いてきました。今年度、土橋氏が全就研会長に新しく就任したこともあり、今回、懇談の運びとなりました。

 中同協からは同友会の理念や活動、特に共同求人活動や社員教育、「労使見解」(「中小企業における労使関係の見解」)などについて詳しく説明。また厳しい経済情勢の中でも各地同友会が「地域の雇用を守ろう」とアピールを出すなど、「企業づくり・人づくり・地域づくり」を一体として取り組んでいることを伝えました。

 土橋会長は、最近の就職動向や学生の意識などにも触れながら、同友会について「まっとうな人を育て、まっとうな社会にしていくことをめざす、正攻法の会ですね」と語るなど、相互の理解を一層深める懇談となりました。

「中小企業家しんぶん」 2010年 2月 5日号より