生活者の視点を大切に【中同協女性部連絡会】

 中同協女性部連絡会が3月2~3日に、奈良ロイヤルホテルで開かれ、20同友会と中同協から50名が参加しました。

 1日目は、「同友会の重点課題を女性部としてどのように取り組むか」と題して2つの問題提起を受けて、グループ討論しました。

 まず「生活者の視点で企業づくり」として、「企業変革支援プログラムステップ1」を経営に生かすための問題提起を、村田健二・中同協企業変革支援プログラム検討プロジェクト委員が行い、次に「中同協・中小企業憲章草案に学ぶ」として、中島幸子・中同協中小企業憲章制定運動推進本部委員が問題提起しました。

 また、「2010年日本APEC 女性リーダーズネットワーク会合」が9月19~21日に新宿京王プラザホテルで開かれますが、その会合で分科会の1つを中同協として正式に受けることになったことが報告され、プロジェクトを持つことが確認されました。

 2日目は、昨年6月に「第13回女性経営者全国交流会」を設営した小笠原貞子・青森同友会代表理事が、「女性経営者交流会を通して学んだこと」と題して実践報告。つづいて交流会の毎年開催について、糸数久美子・中同協女性部連絡会代表が問題提起しました。討論の結果、毎年開催については、秋に開かれる次回連絡会で最終的な結論を出していくことを確認しました。

 2日目午後からは、引き続き近畿女性部合同例会が開かれました。

「中小企業家しんぶん」 2010年 4月 5日号より