全国の皆さん元気な大分で会いましょう【中同協総会・7月8~9日別府】

 大分同友会では、中同協総会の設営を担当するにあたり、これまでに15回の実行委員会を開き、準備を進めています。大分での開催意義を次のように定め、中同協議案に基づく17の分科会を準備しています。

 (1)50年を越える同友会運動の歴史・理念を学び深め、大分同友会が質的にも量的にも大きく発展するための機会にする。

 (2)大分同友会が1981年に設立されて以来30年目の年に、初めて全国総会を開催することで、大分同友会の活動・存在を広く会外の経営者や関係機関に認識してもらい、中小企業憲章・中小企業振興条例の実現に向けて学びあう機会にする。

 (3)大分同友会の会員一人ひとりが中同協総会議案書を読みこなし、各分科会で議論を深めることによって、より本質的な同友会運動の意義と経営者としての経営課題を学び、自社での実践に結びつけ、地域経済発展に寄与する機会にする。

 (4)地域や中小企業の視点から大分県の地域の特徴を学習し、地域に根ざした中小企業の経営戦略を立案、あるいは検証する機会にする。

 木下光一大分同友会代表理事は、「大分同友会はこの総会準備の活動を通して大きく生まれ変わりました。その成果を全国の皆さんにぜひ見ていただきたい。皆様のお越しをお待ちしています。深い学びと熱い討論で盛り上がりましょう」と語ります。

 麻生雅憲総会実行委員長も、「私自身も同友会で学び、現在があります。この総会を通じて全国からの参加者に同友会運動の深い学びをして頂きたい」と参加を呼びかけています。

 大分同友会では会員増強も進み、ほぼ1年で200名近くの純増を達成し、過去最高会勢になりました。

 全国総会の成功に向け、実行委員会を中心に別府温泉のごとく熱くなっています。ぜひ、元気な大分で皆さんお会いしましょう。

「中小企業家しんぶん」 2010年 6月 15日号より