昨年7月の全国総会でキックオフした環境経営・CO2削減をめざす「同友エコ」。このほど2009年度の結果がまとまりました。
25同友会191社(うち事務局が11)から応募があり、そのうち前年比(または基準年比)でCO2削減量が算出できた企業159社の削減量を合計すると、1680トンとなりました。また、本業の中でしっかりと環境経営に取り組み、全社あげた取り組みの中から新たな仕事づくりにつなげている企業も数多く見られました。
大分での全国総会で表彰が行われるほか、先進事例集の年内発行を予定。
平沼辰雄・中同協地球環境委員長は、「1社1社では小さな取り組みでも、事業所数で99・8%を占める中小企業が力を合わせれば、地球温暖化を食い止める大きな力となることを示しています。また、環境経営に取り組む中から、持続可能な社会づくりに貢献する新たな仕事づくりも生まれています。このほど閣議決定された中小企業憲章にもあるように、日本経済における中小企業の果たす大きな役割に確信と誇りを持って、さらに環境経営に取り組んでいきます」と話しています。
「中小企業家しんぶん」 2010年 7月 5日号より