同友会の顔、運動の要―新代表理事研修交流会【中同協】

理事研修交流会

 第4回新代表理事研修交流会が中同協総会終了後の7月9日、大分・別府で開かれ、9同友会から16名が参加しました。

 冒頭、中同協の鋤柄修会長が、「中小企業憲章の閣議決定後、代表理事は対外的にも同友会の顔として行動しなければならないことを自覚する必要があります。もう1つは、トップリーダーとなった瞬間から自分の後継者を育てることを考えて下さい。大変ですが、役員として自分が成長できるチャンス」と励ましました。

 広浜泰久・中同協幹事長は、「代表理事の役割について~企業経営と同友会運動を不離一体のものとして」と題して問題提起。同氏は、同友会の財産である理念とコンテンツを最大限に活用することを強調するとともに、(1)自社の企業づくり、(2)同友会のビジョン、目標の明確化、リーダーの養成など、 5項目の点検リストを示しました。

 討論では、「総会の分科会で、中小企業憲章では代表理事に本気になってほしかったとの発言を聞き、代表理事は運動の要にあることを自覚した」など活発な議論になりました。最後に一人ひとりが決意表明し、健闘を誓い合いました。

「中小企業家しんぶん」 2010年 8月 5日号より