環境経営推進で環境省と連携へ~6次産業化で仕事・地域づくりの視察も【地球環境委員会】

地球環境委員会

 中同協地球環境委員会は10月7~8日、福井県芦原温泉で開かれ、14同友会と中同協から23名が参加しました。

 1日目の委員会では、今年度の方針として、引き続き「同友エコ」を通して環境経営による企業革新を推進するとともに、地域資源を生かした6次産業化による地域再生にも委員会として力を入れていくことを確認しました。

 また、環境省が現在WEB上で行っている「我が家の環境大臣」(環境家計簿)の仕組みに新たに中小企業版を加えるにあたって、「同友エコ」がそのまま使えるようにし、さらにエコアクション21につなげていける仕組みにしたいなど、中同協に連携の申し出があったことが報告され、承認されました。また、今年は同友エコに1000社応募をめざすことも確認されました。

 2日目は、環境と6次産業化で新たな仕事を生み出しながら、障害者の自立・就労を支援している社会福祉法人「コミュニケーション・ネットワーク・ふくい」と、高齢化が進む農村社会で、豊かな自然を生かし、環境理想郷(エコトピア)をめざす福井県池田市を視察しました。

「中小企業家しんぶん」 2010年 10月 25日号より