生活者の視点での企業づくりに確信【中同協女性部連絡会】

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 2月17日、大阪同友会会議室で中同協女性部連絡会が開かれ、16同友会と中同協から39名が参加しました。

 まず、昨年9月に中同協として分科会運営や販売展示などに取り組んだAPEC WLN(女性リーダーズネットワーク)会合の成果と課題について意見交換しました。平田美穂氏(中同協)が全体像を、貴島清美氏(大阪)が分科会について、倉田満美子氏(愛知)が販売展示での成果をそれぞれ語りました。

 また、WLNの関連イベント(愛知2月26日開催、山口3月19日開催)の紹介後、「同友会理念の国際発信の意義と国内でなすべきこと」として、糸数久美子・中同協女性部連絡会代表による問題提起をもとにグループ討論。

 同友会がめざす企業づくりや地域づくりは、APEC諸国にも通じるものであること、時代は生活者の視点を持つ女性経営者の活躍が望まれていること、女性部として企業と環境を変えていくビジョンを持つことなどを確認しました。

 6月9~10日に静岡で開かれる第14回女性経営者全国交流会の成功へ向け、静岡同友会から岩井1代氏と橘川真実氏が報告。少ない部会員であっても、女性部活動に取り組む中で女性部が変わり、静岡同友会全体の取り組みになっていったと話しました。

 また、これまで隔年で開催してきた交流会ですが、15回以降は毎年開催することが中同協幹事会で承認されたこと、次回は沖縄で2012年に開催することが確認されました。

 「今日は女でよかったと強く思った」など、女性部活動への自信と確信の持てる連絡会となりました。

「中小企業家しんぶん」 2011年 3月 5日号より