四季折々に美しい花を咲かせたい
前日の東日本巨大地震による被害と福島原発に関する緊迫した報道が続く3月12日、大阪同友会の第3回植樹祭が行われました。
冒頭、大震災犠牲者に黙祷を捧げた後、会員企業が2010年に「DoYuEco」などで削減したCO2約6万キログラム12万円分の苗木を、会員と家族24名で植樹しました。
場所は、大阪中央環状線沿いのモノレール計画用地で府が行う「中環の森」の1区画。苗木は、梅、桃、桜、100日紅(さるすべり)、紅葉など、命の輝き共生の森推進会のご協力で選定した四季折々に花を咲かせる12本とドングリから育てた苗木多数です。
すぐ傍らは片側3車線の中央環状線、頭上は近畿自動車道の高架と、周囲は殺風景なのですが、一歩足を踏み入れるとたちまち土と緑の匂いに包まれ、排気ガスとコンクリートに囲まれた別天地になっていました。
府八尾土木事務所が予め重機で掘って下さっていた穴に苗木を据えて土を被せるのですが、1本2人がかりでけっこう良い汗をかきました。
最後に「中小企業家同友会」のネームプレートを立て、参加者一同、無事に根付いて大きく育ち、とりどりに美しい花を咲かせてくれることを願いました。
弁護士法人赤津法律事務所 弁護士 赤津加奈美
「中小企業家しんぶん」 2011年 3月 25日号より