丹後支部(京都)

人を育て、地域に必要とされる会社づくりを目指す

 京都中小企業家同友会丹後支部(玉川茂生支部長・会員数73名)は、「新」支部としての発足記念式典を7月27日に開催しました。京都府の日本海に面する丹後地域(京丹後市、宮津市、与謝野町、伊根町)では、これまで宮津支部と旧丹後支部の2支部が活動をおこなっていました。

 しかし、人口減少や少子高齢化など地域課題の比重が増しており、この間の市町村合併で1市7町から2市1町に自治体数も減少し、京都府の振興局も1つに集約されるなど、支部を取り巻く環境も変化してきました。

 そのため、この丹後地域でどのような企業をつくり、どのような同友会運動・活動を進めていくのか、そのためにどのような支部を目指すのかについての議論を5年前からはじめ、今年度4月1日より、丹後地域全体を対象エリアとする新「丹後支部」のもと市町村別の3つのブロック(京丹後市ブロック、宮津市ブロック、与謝野町ブロック)を設置する「1つの支部」として組織を再編し、新たなスタートをきることとなりました。

 式典では「新『丹後支部』発足にあたっての宣言」を

一.私たちは、雇用を創造し、人を育て、地域に必要とされる会社づくりを目指し、日々切磋琢磨し、強靱な企業体質を構築することを誓います
一.私たちは、企業の社会 的役割と責任を自覚し、この地域に暮らす人たち、諸機関、諸団体、行政との連携を強め、地域が元気になるよう地域振興に取り組むことを誓います

 以上のように、玉川支部長より高らかに宣言されました。

 また、該当する自治体首長や地元信用金庫理事長の6名が来賓として参加し、「地域で果たす中小企業の役割と志」と題した広浜泰久中同協幹事長の記念講演から式典、懇親会を共にしました。

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「中小企業家しんぶん」 2011年 8月 25日号より