継続的な意見交換の場を―静岡市長と懇談【静岡】

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 静岡同友会静岡支部は、8月1日、今年4月に就任した田辺信宏静岡市長との意見交換会を実施し、10名が参加しました。

 田辺市長は市政遂行にあたり、3つの方針を掲げています。1つは現地、現場主義、2つにはスピード感、3つには積極的な情報発信です。

 懇談で田辺市長は、選挙の際にマニフェストとして取りあげた、景気・雇用対策、行財政改革、安心・安全な街づくりを、静岡市3カ年計画の「まちみがき戦略推進プラン」に盛り込み、世界水準めざし県都静岡を活性化させたいと報告しました。

 会員からは「市内企業を優先した地産地消の推進」「商店街の衰退に歯止めをかける施策の充実を」と意見がありました。また、現場の声を重視する田辺市長に、「今後は、年2回の懇談会を実施してほしい」との声があがりました。

 静岡支部は、8月4日には静岡市経済局長などとの懇談も実施。今後、中小企業振興条例制定なども視野に、継続的に市との懇談を行っていく予定です。

静岡同友会静岡支部 政策委員長 望月賢一郎

「中小企業家しんぶん」 2011年 8月 25日号より