示せ我らの生きる様~第39回青年経営者全国交流会(IN富山)に982名が参加

 9月15~16日、「あなたの本気にスイッチON語れ夢、ぶつけよ情熱、示せ我らの生きる様~“仕事づくり、暮らしづくり、地域づくり”で今こそ中小企業による“すばらしい日本”の復活を!」をテーマに、第39回青年経営者全国交流会(中同協主催)が富山市で開かれ、45同友会と中同協から982名が参加しました。

 1日目は分科会からスタート。企業経営に燃える青年経営者の実践報告による分科会とご当地富山ならではの見学・特別分科会、計11の分科会に分かれて学びあいました。

 分科会終了後の懇親会では、高橋賢・第39回青年経営者全国交流会実行委員長より「それぞれの中小企業の一歩ずつの取り組みが合わさり、中小企業全体のパワーとなり、日本の再生につながっていくと強く感じている。同友会は1つ、青年経営者は1つ」とあいさつがあり、活気あふれる交流が行われました。

 2日目全体会では、鋤柄修・中同協会長の主催者あいさつの後、来賓の石井隆1・富山県知事、地元の中曽根勝人・富山同友会代表理事があいさつ。続いて(株)能作代表取締役・能作克治氏より「道が無ければ自ら拓く! 伝統工芸の可能性への挑戦~がんばれば結果が出る、だから中小企業はおもしろい」とのテーマで記念講演がありました。能作氏は「言うだけなら誰にでもできる、やってみなければ始まらない、とあきらめずにやり続けた」など自社の実践を語りました。

 その後、特別報告として、岩手同友会気仙支部の3名の青年経営者が報告。東日本大震災からの復興に向けて熱い決意を語り、その取り組みを紹介したスライドが会場の感動を呼びました。

「中小企業家しんぶん」 2011年 9月 25日号より