憲章の活用普及を―中小企業庁・鈴木新長官と懇談【中同協】

 中同協は10月5日、中小企業庁の新長官となった鈴木正徳長官を表敬訪問し、同友会の紹介とともに中小企業憲章の活用普及などについて懇談しました。

 訪問には、中同協の鋤柄修会長と広浜泰久幹事長、国吉昌晴副会長・専務幹事、松井清充事務局長、瓜田靖政策局長などが参加。なお、長官のほか、間宮淑夫同庁事業環境部企画課長が同席しました。

 まず、鈴木長官は、台風12号、15号での同友会会員の被害状況をたずね、被災者にお見舞いの言葉を述べるとともに、中小企業庁としても特段の対策を講じていると話しました。

 鋤柄会長は、同友会の理念である「3つの目的」に「経営者に求められる総合的な能力を身につける」ことを位置づけ「良い経営者になる」ための自己成長の研鑽に励んでいる特徴のある経営者団体であることを紹介しました。鈴木長官からは、九州経済産業局長時代の中小企業との出合いの思い出も語られました。

 その後、同友会の各地での会勢や会員構成、会費などの話題となり、話題の尽きない、なごやかな雰囲気の中で懇談を終了しました。

「中小企業家しんぶん」 2011年 10月 25日号より