来年3月~上海に常設展示場開設【三重】

 三重同友会は、来年3月、中国の上海に常設展示場を開設することになり、現在その出展企業を募集しています。

 日本の中小企業も、特に最近中国に向けて製品などの販売を求めて活動をする企業が増えています。

 一方、中国は目覚しい経済発展をとげ、日本の優れた製品・技術を求めています。しかし双方が出合い、商談に発展するケースが少なく、また、信頼関係をつくる場もないのが現状です。

 そこで、三重同友会が運営主体となって結成した「日本の電気電子技術展示三重協議会」が、常設展示場を開設することになったものです。

 展示場は、上海電器科学研究所(集団)有限公司の所有する上海電科ビルの12階に30ブースを確保。

 出展のメリットは、出展企業の製品や部品・パーツなどが上海電器科学研究所(集団)有限公司及び関連会社のニーズに合えば、優先購入してくれるだけでなく、子会社の上海三基電子工業有限公司(100%出資)が中国の販売代理店となり、中国ローカルメーカーへの販売面での協力、中国企業の紹介アテンド、3C認証や輸出入へのアドバイスなど具体的な支援が得られることです。

 また展示場には常駐者を配置し、中国ローカルメーカーからの問い合せへのスピーディーな対応や初期の販売対応もするなど、出展企業の不安や負担を減らす体制を取る事も大きな特徴です。なお、出展対象商品は電気・電器・電子の製品(完成品、部品、パーツなど)、技術ならびにこれに関連する製品・技術です。

展示場が開設される予定の上海電器科学研究所(集団)有限公司のビル

詳しくは、三重協議会のホームページ、または三重同友会上海展示事務局(TEL059-325-6766)まで。

ホームページ http://www.shanhaitenji-mie.com/
または、「上海展示三重」で検索下さい。

「中小企業家しんぶん」 2011年 11月 25日号より