徳島北支部(徳島)

徳島県北東地域を輝く街に

 11月11日、ホテルルネッサンスリゾート鳴門にて徳島北支部設立総会が開催され、徳島北支部が発足しました。徳島北支部は、2008年の徳島西支部設立以来、徳島同友会4番目の支部となります。当日は、来賓、会員、ゲストなど110名が参加しました。

 徳島北支部は県北東地域の鳴門市、板野郡、徳島市内の川内町と応神町を対象地域としています。

 徳島北支部は今年5月に45名の会員数で準備会がスタートし、毎月準備例会と幹事会を開催してきました。例会では、会員交流活動に関する役割の確認や入会候補者の推薦とフォローのほか、経営理念や社員教育、新卒定期採用についての勉強会も併せて行い、運営だけでなく学べる幹事会づくりも進めてきました。

 その結果、目標だった63名の会員数を超え、68名で総会当日を迎えることができました。

 設立総会には、鳴門市長、鳴門商工会議所会頭、松茂町商工会長、北島町商工会長が出席。香川同友会の野田勝利代表理事、三宅昭二中同協副会長をはじめ、近隣の同友会からも多くの会員がお祝いに駆けつけました。

 あいさつをした泉理彦鳴門市長は、7月に鳴門で開催した合同支部例会に参加したこともあり、その際に鋤柄中同協会長の講演からリーダーシップについて考えさせられ、企業経営は自治体経営にも当てはまると感じたことなどを紹介。企業経営者と一緒に考えて互いに連携し、県北東地域を輝く街にしていきたいとのエールがありました。

 総会では経過報告、活動方針を承認し、高橋武良支部長など13名の役員を選出しました。

 続いて行われた設立記念講演では、中同協の広浜泰久幹事長が「同友会活動と自社の経営」と題して講演。その中で、人を生かす経営に至った経緯や経営指針に基づく経営を追求して実践していること、そして全国的に同友会運動が地域から注目されており、企業づくり・同友会づくり・地域づくりに主体性を持って取り組む醍醐味が報告されました。

 講演後に開催された懇親パーティーには80名が出席し、他支部の会員と共に設立を祝いました。

「中小企業家しんぶん」 2011年 12月 5日号より