同友会の発信力強化を【中同協広報委員会】

 2月17日、2011年度第2回中同協広報委員会が東京で開催され、15同友会・中同協から38名が参加しました。

 はじめに宮城同友会・広報情報化委員長の阿部明雄氏((株)ティーティーシー代表取締役)が「同友会としての発信力強化にむけて」のテーマで報告。阿部氏は、「みんなに必要な情報を届け、元気がでるものをめざそう。震災に負けずに頑張っている仲間の姿を伝えよう」と、昨年7月に「DO YOUみやぎ」をリニューアル発刊したことや、会外に発信して同友会のことを知らせ、会員増強につなげようと広報誌「すまいるみやぎ」を創刊したことなど、この間の宮城同友会の情報発信の取り組みを報告しました。

 つづいて加藤昌之・中同協広報委員長が、「同友会の『情報発信力』における課題」のテーマで問題提起を行いました。加藤氏は情報発信力を強める上で、広報情報収集体制のあり方、広報情報の精査、広報情報のネットワークなどが重要であることを強調。

グループ討論では、各同友会の経験などを交流しながら、いかに情報発信力を強化していくかなどについて活発な意見交換が行なわれました。

 最後に「中小企業が主役の時代へ『情報創造』を」をテーマにした2012全国広報情報化交流会(9月6~7日、大分)の開催要項などを承認。情報発信の重要性などが確認された委員会となりました。

「中小企業家しんぶん」 2012年 3月 5日号より