コラボこそ中小企業の生きる道【中同協企業連携推進連絡会】

 2011年度第2回中同協企業連携推進連絡会は2月16日東京で開催され、9同友会・中同協から17名が参加しました。冒頭、畑野代表が「これからの中小企業の生きる道はコラボレーション(連携)にある」とあいさつ。議事に入り、企業連携等に関わる実態調査を実施することを確認。地域を超えた連携、さらには国際交流をすすめている会員相互との連携の機会を増やしていくことについても議論しました。

 次いで2つの事例報告が行われました。報告(1)は、「あるべき中小企業の国際連携に向けて~国際ビジネス支援部会発足」東京同友会国際ビジネス支援部会長原和良氏(パートナーズ法律事務所弁護士)が担当。同部会は中小企業の国際展開は不可避との状況から昨年7月に発足、2カ月に1回の例会を開き情報交流と研究を行っています。今後は会員のニーズにあわせ、東南アジアへの進出、貿易等を業種別に研究していくとのことです。

 報告(2)は、「新しい連携とマッチングを目指す、ビジネス交流イベント」神奈川同友会川崎支部幹事田中高彦氏((有)ボンズシステム代表取締役)が担当。同支部(会員200名)は、新会員フォローと仲間づくりを目的に3年前から「かわさき同友会まつり、ビジネスリゾート」を開催。昨年は、県内全域からの参加をえて130ブースが出展、ビジネスマッチングが展開されています。今年はさらに質的向上を目指すとのこと。次回連絡会は、10月9~10日兵庫で開催の予定です。

「中小企業家しんぶん」 2012年 3月 5日号より