女性の活躍で日本のGDP16%UPへ【中同協女性部連絡会】

 中同協女性部連絡会が2月20日に大阪同友会会議室で開かれ、19同友会と中同協から53名が参加しました。

 最初に、3つの報告と問題提起をもとにグループ討論しました。

 まず「男性も女性も働きやすい職場づくり」として、広島同友会女性部がまとめた「中小企業経営と介護問題」調査報告について、庄司美登里・広島同友会女性部会担当理事が報告。内閣府共催男女共同参画推進事業シンポジウム「女性の視点でビジネスに新風を」の取り組みについて、岡部1000里・埼玉女性経営者クラブ・ファム代表が報告しました。

 その後、APEC「女性と経済サミット(WES)」(米・サンフランシスコ)参加報告を大阪同友会女性部の貴島清美氏が行い、「日本の女性が経済的にも活躍することでGDPを16%押し上げることが期待される」などのクリントン国務長官からの指摘を紹介。

 糸数久美子・中同協女性部連絡会代表は「生活者としての視点を持って仕事づくりをしながら、政策提言できる女性部になっていこう」と問題提起しました。

 その後、6月の女性経営者全国交流会(沖縄)へ向けた準備過程を、それぞれの女性部のレベルアップにつなげる仕組みや、来年の交流会(大阪)に向けた検討が行われました。

 また、日本政策投資銀行 参事の三好一美氏が最初から参加し、「女性新ビジネスプランコンペティション」について案内し、同友会女性部の活動に期待を寄せていると発言しました。

「中小企業家しんぶん」 2012年 3月 15日号より