秋田同友会が300名会員達成-さらなる飛躍で地域活性化の力に

 秋田同友会は、設立7年目にして300社会員を達成しました。4月5日には300社会員達成を記念し、アキタパークホテルで祝賀会を開催。各同友会や中同協からの来賓8名も含め、総勢48名で、300社の達成を祝いました。

 秋田同友会では、「今年度末(2012年3月末)300社会員達成を絶対にやり遂げよう!」との熊谷組織・広報委員長の決意のもと、2012年1月から精力的に仲間増やしの取り組みを展開しました。

 組織担当役員の佐田代表理事が、全理事1社1社を訪問し、会社や地域の現状や問題点を丁寧に聴き取り、実情を把握しながら、「同友会の歩み、同友会の存在意義、そして、なぜ同友会の仲間増やしが大事なのか」を熱く語りながら、仲間増やしの協力を呼びかけました。

 その熱意と行動に、心を動かされた理事たちが、自分たちの地域の会員目標を定め、目標に向かって各地区例会へのお誘いや、入会の説明に訪問するなどの行動を開始。また1~3月に開催した例会に出席したゲストには、組織委員会全員で担当を決めてのフォローアップ。そして、e.doyuで入会情報の共有化を図ることにより、全理事が会勢の状況を把握し、入会の喜びに励まされながら、仲間を1人また1人と会に迎え入れる連鎖が生まれました。

 祝賀会では、中同協副会長・香川同友会常任相談役の三宅昭二氏(三宅産業(株)取締役会長)が記念講演。香川同友会が2000社会員を達成した経緯や、仲間増やしの「しかけ作り」などを紹介しながら、「同友会仲間が増えていくということは、同友会理念の体現者が増えていくこと。同友会の理念を踏まえた企業が地域内に増えていけば、地域が元気に活性化していく力になる」と同友会の存在意義を語りました。

 秋田同友会では、300社達成はあくまでも通過点であるとし、今後さらなる飛躍をめざして、会員増強を日常的な行動に位置付けて取り組んでいく方針です。

「中小企業家しんぶん」 2012年 4月 25日号より