西京支部が設立30周年記念式典開催~門川京都市長が記念講演【京都】

 京都同友会西京支部では、3月17日に支部設立30周年記念式典・講演会を開催し、京都市長の門川大作氏が「これからの中小企業経営者の皆さんへの期待」と題して講演。記念式典には、古川幸隆西京区長を含め、会員、ゲストあわせて約200名が参加しました。

 昨年、30周年記念事業を成功させるために支部幹事を中心に実行委員会を立ち上げ、西京支部の歴史を振り返ることから取り組みをはじめました。実行委員会では30年の歴史にふさわしい式典にしたいと話し合い、その結果、記念講演の講師を、門川大作京都市長にお願いしたいということになりました。門川市長が常々、「京都の産業を支えているのは中小企業だ」とお話しされていること、そして、京都市長に同友会をもっと深く知っていただくとともに、中小企業地域振興基本条例制定運動など同友会の取り組みをご理解いただき、より一層中小企業に向けた政策を打ち出していただくための良い機会になると考えたからです。

 また、ぜひ地域に根差した式典にしたいと考え、地元西京区にある京都市立芸術大学の学生の皆さんにも演奏していただきました。お蔭ですばらしい30周年記念式典になりました。京都の地域経済も大変厳しく「京都の伝統産業を守る、雇用を守る、くらしを守る」、この3つの目的を心に持ってこれからも頑張っていきたいと思います。

京都同友会2012年度 西京支部長 三嶋一枝

「中小企業家しんぶん」 2012年 5月 5日号より