九州沖縄はひとつ 【九州沖縄ブロック―第6回支部長・支部活動研修交流会】

 九州沖縄ブロックでは、5月24~25日、大分同友会設営で「第6回支部長・支部活動研修交流会」を開催、九州・沖縄の8同友会ならびに中同協から115名の参加で学び合いました。

 冒頭、中村中同協副会長が「九州沖縄ブロック全体では5600名の会員がいます。九州沖縄はひとつです。県を超えて会員を紹介いただきたい」とあいさつ。

 続いて、兵庫同友会代表理事・田中信吾氏(日本ジャバラ工業(株)代表取締役)が「企業経営と同友会活動は不離一体~役員として会員の模範になる強靭な企業づくりへ」のテーマで問題提起を行いました。

 田中氏は、「同友会は入会当初は学びが多いが、同友会の学びは少なくなってきてからが勝負。学びが多い段階ではまだ勉強がたりないのではないか。同友会では、ころばぬ先の杖を学び、感性を磨き、友人をつくることが重要。経営者の失敗した経験を本気になって自社に生かすことが重要」と提起しました。

 その後、「企業づくりのための支部活動実践」として宮崎同友会宮崎北支部の籾木真一郎氏((有)籾木工業専務)より実践報告があり、グループ討論で深めました。

 2日目は、企業変革支援プログラムステップ2(以下ステップ2)の活用をテーマに、福岡同友会副代表理事の林田浩暢氏((資)若竹屋酒造場代表取締役)よりステップ2を同友会活動に生かすためにわかりやすく報告がありました。

 その後、大分同友会代表理事・岩尾達也氏(三信機器サービス(株)代表取締役)より、自社経営にステップ2を生かす実践報告があり、グループ討論で学びあいました。

「中小企業家しんぶん」 2012年 6月 15日号より