企業と同友会-不離一体に【新代表理事研修交流会】

 中同協総会終了後の7月13日、第6回新代表理事研修交流会が岐阜市で開催され、10同友会から17名が参加しました。主催者を代表して鋤柄修会長が激励のあいさつ、問題提起を広浜泰久幹事長が務めました。

 鋤柄氏は、愛知での経験を具体的に示しながら「同友会の最終的な学びは経営者の生きざまをお互いに磨くこと。役員として目標になる人を見つけて、成長をしていっていただきたい」と励ましました。

 広浜氏は、同友会理念について改めて解説した上で、次の5つのチェックリストの内容を示しながら代表理事の役割を明確に提起しました。

 (1)「モデル企業になっていますか。学んだことを体系的に実践できる工夫をしていますか。同友会の財産・コンテンツを最大限活用していますか」。以上は自社の企業づくりの課題。(2)同友会のビジョン・目標の明確化とリーダーの養成をはかっていく課題。(3)外部との関係づくりの課題。(4)組織作りの展望と会員増強計画化の課題。(5)事務局の育成と理念・目標共有の課題。

 討論では、代表理事の自覚を高めて組織を大きくする目標がおおいに交流され、最後に全員が決意表明をして、お互いの健闘を誓い合いました。

「中小企業家しんぶん」 2012年 7月 25日号より